宮崎県日南市南郷町の無人島　大島で、民間によるリゾート施設の建設が始まります。4日、現地で地鎮祭が行われました。

日南市南郷町の無人島「大島」。
目井津港から船でおよそ10分の距離に位置しています。

地鎮祭には、リゾート施設を整備・運営する宮崎市のレジャークリエイトホールディングスの代表や工事関係者などが出席し、工事の安全を祈願しました。

リゾート施設は、大島の北側に整備され、富裕層向けの戸建てのヴィラや宿泊者向けのレストランなどあわせて10棟が建設されます。

宿泊客の島への移動は自社のクルーザーやヘリコプターを使って行うということです。

総事業費は8億2200万円で、このうち国と日南市がそれぞれ2億円ずつを補助します。

（レジャークリエイトホールディングス　河野信吉代表）
「ここにお客さん、いろんな方がたくさん来ていただくことが目標ですね。」
「そしてまだまだ整備を進めていって、本当のリゾートアイランドになってくれるといいなと思います。」

（日南市総合政策部　宮口美子部長）
「この施設を起爆剤に日南市、大島、南郷地区、他の市内の観光地域にも効果が波及するような素晴らしい施設になられることを期待しています。」

施設は来年3月に完成、来年夏までのオープンを目指します。