6日、宮崎県木城町で開催された「ティラノサウルスレース」。このイベントのきっかけは「地域おこし」でした。

満開の桜のもと、入場して来たのはティラノサウルス！持参した着ぐるみを着て、ティラノサウルスになりきった参加者たちは、まず、みんなで準備体操。

そして、いよいよレース！3つの部門に分かれ、50メートルを走り、そのタイムを競います。

白熱する戦いに記者も参戦してみました。

（森山裕香子記者）
「必死にゴールを目指して走りました。非日常を味わえる体験です。」

子供から大人まで多くの人でにぎわったこのイベントは、木城町ふるさと振興協会が開催。1月に続き2回目となった6日は、県の内外から60人が参加しました。

なぜティラノサウルスレースだったのか？ふるさと振興協会のメンバーで、地域おこし協力隊で活動する黒木さんは…。

（木城町ふるさと振興協会　黒木慎一郎さん）
「木城町はかなり山の中にあるので、人を集めたいと思った。」

そこで着目したのが、全国各地で行われ、SNSで話題となっていた「ティラノサウルスレース」でした。

（木城町ふるさと振興協会　黒木慎一郎さん）
「宮崎だけティラノサウルスレースがまだ行われていないということで動きました。県外からもお越しいただいて、木城町の良さや自然の恵みなどを感じていただき、ゆくゆくは移住・定住してもらいたい。」

黒木さんたちの狙い通り、県外からの参加者も…。

（熊本県から参加）
「（レースに参加するのは）4回目くらいです。宮崎でもレースをしていると聞いて、宮崎に来たことがなかったので、観光も一緒にできたらと思って来ました。」

（大分県から参加）
「（レースに参加するのは）3回目です。1月にあった木城町での大会にも参加しました。」

木城町ふるさと振興協会では、今後も年に2回程度、「ティラノサウルスレース」を開催することにしています。