宮崎市の中心市街地で、7日から宮崎銀行がキャッシュレス店舗での営業を始めました。

「いらっしゃいませ」

お客さんを出迎えるのは、宮崎銀行のAIタレントドリームAIとひなたこ。
ここは旧橘通支店で、7日にキャッシュレス店舗として営業を始めました。
店舗はすっきりとしたデザインです。

（宮崎銀行経営企画部　重永和哉調査役代理）
「近未来的な銀行だなと思いました。今までにないような銀行、店舗だなと思いました」

ここで出来るのは、預金の口座開設や通帳などで行う税金の納付、それに振込などです。
現金を扱わない取引のため、行員は3人だけです。
以前この場所にあった橘通支店は2月に店舗内店舗方式で本店営業部に移転しました。
スマートフォンのアプリで多くのことができる時代ですが、まちなかにあるというこの店舗の利便性は維持することになりました。

（宮崎銀行経営企画部　重永和哉調査役代理）
「非対面だけではなかなか難しいというお客様もいらっしゃいますので、デジタルでの取引の入口となるような店舗になっているのではないかと思う」

店内にはブースが設けられ、資産運用やローン、事業性融資など専門的な説明が必要な相談は本店の行員がリモートで対応します。