まるで今にも動き出しそうな木彫りの龍！実は樹齢1000年のご神木なんです。

木彫りの龍が飾られているのは、森林整備事業などを手がける都城市の清水林業です。
このご神木は岡山県の熊野神社にあったスギの木。去年、自重に耐えきれずに倒れたと見られていて、熊本県の銘木市で清水林業が落札しました。

彫刻を手がけたのは、チェーンソーアートで二度の日本一に輝いた丹羽哲士さん。
約1週間かけて丁寧に彫刻し、高さ1．7メートルの迫力に満ちた幸運の龍へと仕上げました。

（清水林業　清水学社長）
「これは製品にする木ではなく、私が都城市に持って帰って、地域の方を守るご神木として大切にしたいという気持ちで購入させていただきました。」

（チェーンソーアーティスト　丹羽哲士さん）
「丸太のもつ魅力や迫力、生命感を龍という形にできたらという思いで取りかかりました。この先も地元で愛されてくれるとすごくうれしく思います。」

木彫りの龍は、清水林業の駐車場内で常設展示されています。