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2025年04月09日 18時48分

3割がアメリカ向け お茶を生産する業者「消費の落ち込み心配」

幅広い業種への影響が懸念される相互関税。県内でアメリカ向けのお茶を生産するグループは、追加関税による需要の落ち込みなどの影響を心配しています。

宮崎市や小林市など県内8つの市と町の生産者で作る「オーガニックティーミヤザキ」では、10年以上前から輸出用にお茶の有機栽培を行っています。

抹茶や日本食のブームで需要が増加するなか、去年は約220トンを輸出。このうち3割がアメリカ向けとなっていて、グループの小浦代表は9日発動された相互関税の影響を懸念します。

(小浦武士代表)
「いきなり強硬な関税は想像もしていなかったというか生産者サイドも戸惑うばかりです」

9日発動した相互関税により、緑茶は原則無税から24%への引き上げが示され、アメリカ国内での価格上昇により買い控えも懸念されます。

(小浦武士代表)
「今までゼロが24%となるとその利幅を誰が負担するのか。お茶がどんどん高級品になって消費が落ち込むんじゃないか一番心配している」

来月には新茶の季節を迎えるなか、不安が広がります。

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