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2025年04月10日 16時24分
「男女性別に関係なく接種をするべき」宮崎市でHPVワクチンの男性への接種始まる 費用は市が全額負担
宮崎市は、子宮頸がんの予防につながるHPVワクチンについて、女性に加え、男性の接種費用を全額助成しています。
宮崎市は、男性のHPV関連の疾患予防や女性への感染防止を図ろうと、4月から男性のHPVワクチン接種費用を全額負担します。対象となるのは、小学6年生から高校1年生までの男子で、市は今年度、対象者の4%にあたる388人の接種費用を予算に計上しています。
市が昨年度、市内27の中学校で1年生を対象に行ったアンケートでは、男子生徒890人のうちおよそ半分にあたる428人がHPVワクチンの接種を希望したということです。
(宮崎市 清山知憲市長)
「ジェンダーニュートラルワクチンという考え方で、男女性別に関係なく接種をするべきではないかという考え方がある。私もそうじゃないかと思う。」
宮崎市によりますと、男性へのHPVワクチン接種費の助成は、九州の自治体では熊本県高森町に次いで2カ所目だということです。