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2025年04月14日 18時47分

野生イノシシ豚熱感染 鳥獣被害対策アドバイザーが農場を訪問 注意すべき点は

先週、死んだ野生のイノシシの豚熱への感染が宮崎県内で初めて確認されました。
いま、大切なことは何か、鳥獣被害対策アドバイザーに話を聞きました。

豚熱は豚やイノシシへがかかる感染力が強く致死率も高い家畜伝染病です。

(オカファーエニス豪アナウンサー)
「豚熱対策にどんなことが必要なのか、専門家に話を伺います」

14日、宮崎市の養豚場パイオニアポークを訪れたのは鳥獣被害などを研究する室屋敦紀さん。
イノシシによって農場にウイルスが持ち込まれないよう敷地の外から柵などを点検しました。
鳥獣被害の研究を行う室屋敦紀さん。

(鳥獣被害対策アドバイザー 室屋敦紀さん)
「アナグマがここに穴をあけて、隙間が空くじゃないですか、そこにできた隙間にイノシシが鼻を突っ込んで持ち上げる」

室屋さんが県内の別の場所で撮影した夜間の映像です。
映っているのはイノシシ。
ワイヤーの隙間に鼻を突っ込み簡単にくぐりぬけて養豚場の敷地に入ってきます。
対策はほかにも…

(鳥獣被害対策アドバイザー 室屋敦紀さん)
「柵と潜み場の間に緩衝地帯があるかどうか。もう一つが、柵が完全に囲われているかどうか。これが物理柵も電気柵も共通して言えること」

県内での豚熱の発生に養豚場の経営者は…

(パイオニアポーク 有方草太郎代表)
「一番にはびっくりした。養豚仲間と情報交換もして、より防疫を徹底しなければと思った」

養豚場を経営する有方さんは靴、服、車、全てが感染経路になる恐れがあるので、農場以外の土などを絶対に持ち込まないことを徹底することが大切だと話していました。

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