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2025年04月17日 18時46分
4月20日に投開票 日南市長選挙 各候補の訴えは
4月20日に投開票が行われる日南市長選挙についてお伝えします。
現職と新人合わせて3人が立候補していて、人口減少対策や雇用の創出、農林水産業の振興などを争点に支持を訴えています。
日南市長選挙には、届け出順に新人で元新聞記者の鎌倉優太候補、現職で2期目を目指す高橋透候補、新人で元宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センター所長の長友正徳候補の3人が立候補しています。
(鎌倉優太候補)
「このままの日南市でいいのか日南に新しい風を吹かせるか2つに1つです。未来に向かった希望あふれる日南をつくっていきましょう。」
新人の鎌倉候補は、日南市の前市長・崎田恭平氏の政治塾1期生で、去年5月に立候補を表明。
市内各地をくまなく回り、スピード感と実行力で日南市政を停滞から飛躍につなげるとアピールし、支持を広げてきました。
選挙戦では事業承継の推進や企業のデジタル化、ふるさと納税の寄付額倍増など「稼ぐ日南」の実現を訴えています。
(鎌倉優太候補)
「地域でもっと伸びていきたいという企業もありリーダーの声を即座に吸い取って、日南市の魅力をもっともっと稼ぐ力に変えていく。ふるさと納税などを使って、皆さんの課題を解決できるような財源確保が大事になっていく。」
現職の高橋候補は連合宮崎や地元の建設業協会など28の団体から推薦を受け、選挙戦を展開。
(高橋透候補)
「躍動している日南、未来に向かって躍進する途上にあるのが日南市であると皆さんに申し上げます。」
小中学校給食費の全額公費負担や日南市立中部病院の医師確保など1期目の成果を踏まえ子育て支援に引き続き力を入れたいと訴えます。
(高橋透候補)
「人口減少と地域経済の活性化これはもう緩めることなく取り組む課題ですので、日南に住みたい、子育てをしたい選ばれる日南。そこをさらに強化、拡充したい。」
また、雇用確保に向けた新工業団地の整備などの実現へはまだ道半ばと市政の継続を訴えています。
(長友正徳候補)
「所得の高い仕事を増やしていく若い人が全国からUターン、Iターン、Jターンでも移住してきてもらって、人口減少を食い止めるとともに生活を豊かにしていくことが重要かと考えています。」
新人の長友候補は、人口減少が続く日南市を衰退軌道から再生軌道へ変えると訴え、支持を呼びかけています。
選挙戦では有機栽培を促進して農作物の付加価値を高め、生産者の所得向上につなげると訴えています。
(長友正徳候補)
「市が公共調達をする税金を使って、市場価格より高い値段で買い上げる。そして学校給食に使う。農家が農業を続けられるような値段まで上げないといけない。」
長友候補はこの他、子育て支援や防災対策の拡充などを訴えています。
今後4年間の舵取りを誰に託すのか、日南市長選挙は4月20日に投開票が行われます。