農業系高校の生徒が育てた和牛の肉質などを競う全国大会で2年連続の入賞を果たした高鍋農業高校に、お祝いとしてミヤチクから宮崎牛が贈られました。

高鍋農業高校畜産科学科の肉用牛経営研究班は、今年1月に東京で開催された「和牛甲子園」に出場し、牛の飼育方法などをプレゼンする取組評価部門で優良賞を受賞しました。
また、育てた牛の肉質を競う枝肉評価部門では、最高ランクの「Ａ512番」の評価を受け、審査委員特別賞を受賞しました。

17日、ミヤチクの池上和弘常務取締役から高鍋農業高校に、お祝いとして和牛甲子園で入賞した宮崎牛35ｋｇ分の目録が贈られました。
贈呈された宮崎牛は、5月2日の歓迎遠足で牛丼にして全校生徒に振舞われます。

（和牛甲子園に出場　林田陸希さん）
「毎朝、夕方もエサをあげて、手入れもした牛なので、食べることに感謝して楽しく食べたいなと思っています。」

（ミヤチク　池上和弘常務取締役）
「（高校生には）挑戦、中には失敗をすることもあると思いますが大きく成長してほしいと思います。」

ミヤチクでは、今回の和牛甲子園で入賞した宮崎牛や、高鍋農業高校の生徒がつくった野菜や果物を使ったメニューを18日から大淀河畔みやちくで提供することにしています。