NOW ON AIR !
番組表

2025年04月18日 18時48分
去年8月震度6弱の地震で被害 日南市の認定こども園に「仮設の園舎」完成
去年8月に発生した日向灘を震源とする地震で建物に被害を受けた宮崎県日南市の認定こども園では、仮設の園舎が完成しました。
園児がのびのびと遊んでいるのは、コンテナハウスで出来た仮設の保育室。
日南市の認定こども園「日南・飫肥カトリック幼稚園」では、去年8月に日南市で震度6弱を観測した地震で、園舎の2階にある保育室の天井パネルが剥がれ落ちたり、壁が傾いたりするなど大きな被害を受けました。
園では、クラウドファンディングなどで集まった寄付金を活用して、仮設の園舎を整備。
今週月曜日から使い始めました。
仮設の園舎の広さは60平方メートルで、トイレや手洗い場なども備わっています。
(保護者)
「思ってた以上にしっかりしていて設備も良さそうなので安心です」
(保護者)
「地震が起きて子どもたちも不安がっていたんですが、こうして幼稚園の先生方一丸となって子どもたちのために安心安全な仮設のコンテナをつくってくれて安心しています」
(認定こども園日南・飫肥カトリック幼稚園 佐藤泰伸園長)
「南海トラフ巨大地震の心配もありますのでこれをいい教訓に、大きな揺れが来ても壊れないようなしっかりした建物にするためにいろいろ工夫して、改修工事を進めていきたいと思います」
園では、今後避難しやすい1階に保育室を集約するなど園舎の改修工事を行う予定で、今年中の完成を目指しています。