番組表

2025年04月18日 18時49分
宮崎市の《複合商業施設HAROW》オープン初日多くの人で賑わう「子供連れの家族も来やすい」
宮崎市中心部に18日グランドオープンした複合商業施設「HAROW」。
オープン初日は多くの人でにぎわいました。
訪れた人からも新たな店舗の出店者からも街の活性化への期待の声が聞かれました。
「オープンです」
18日正午グランドオープンした複合商業施設「HAROW」。
「HAROW高千穂通」は、NTTの局舎をリノベーションした建物で、1階には飲食店など5店舗、2階と3階にはオフィスが入ります。
「HAROW高千穂通」のハンバーグ店には、オープンを待ちわびていた人の長蛇の列が…。
あっという間に満席となりました。
(40代男性)
「ずっと今日を楽しみにしていました。橘通りで生まれ育ったので、ここがどんどん活気づいていくのが楽しくて」
(森山裕香子記者)
「こちら、先行開業していた「HAROW広島通」にも、新たなお店が続々とオープンし、ますますにぎわいが生まれる場となりそうです」
去年11月に一部の店舗が先行開業していた「HAROW広島通」でも、18日、新たに8店舗がオープンしました。
コンテナを使った2階建ての建物には、ピザやラーメンなど飲食店が多く入っていて、周辺のオフィスで働く人からは歓迎の声が聞かれました。
(30代会社員)
「(飲食店が)多くはないと思っていたので、(会社の)近くにあるのは嬉しいですね。おしゃれで、おいしそうなお店もたくさんあるので、通いたいなと思います」
他にも、本棚を借りれば、誰でも自作の本や古本を販売できる本屋や、低糖質のスイーツを販売する店舗などが入ります。
(低糖質スイーツの店の従業員)
「にぎわいの一部でこのお店を出して、人が集まってくれるといいなと思っています」
実は、HAROWに入っている20店舗のうち、19店舗は県内の飲食店や企業です。
その理由について、NTT都市開発の池田社長は…。
(NTT都市開発 池田康社長)
「宮崎の魅力的なお店を呼ぶことで若者が集まり、若者が改めて宮崎の魅力を感じたり、ひょっとすれば、自分がここでお店を出そうとか、あるいは戻ってきてここで仕事をしようとか思ってくれることにつながれば」
また、HAROW高千穂通前の歩道には、歩行者の憩いの場となるテラスデッキが設置されました。
18日もさっそく、休憩をしたり、仕事をしたり、思い思いの時間を過ごす人の姿が見られました。
(30代大学生)
「(友達への)お祝いのコメントを書いています。街で生活している実感があって、とてもいいです。書き物をしたいときや、考えごとをしたいとき、外の空気を吸いたいときなどに、(テラス席を)使いたいです」
きれいに、そして広くなった歩道は家族連れにも好評です。
(20代女性)
「(歩道を)息子もとても楽しく走っていたので、これからまた連れてくるきっかけになりました。街中にもこういった施設が入ると、子供連れの家族も来やすいのかなと思いますね」
人と人との交流の場、そして新たな街のにぎわいへ。
今後HAROWがさらなる中心市街地活性化への起爆剤となるのか注目です。