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2025年04月22日 18時49分

救命率の向上めざして 西臼杵救急ワークステーション運用開始

救命率の向上を図ろうと、救急隊員が病院で実習を行う救急ワークステーションの運用が高千穂町で始まりました。

高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町を管轄する西臼杵広域消防本部では、救急隊員の病院での実習時間を確保し救命率の向上を図ろうと、4月から高千穂町国民健康保険病院に西臼杵救急ワークステーションを設置しました。

22日は、救急隊員や医師など約20人が出席して運用開始式が行われました。

救急ワークステーションは救急医が対応可能な毎週月曜日に実施され、救急車1台と隊員3人を病院に配置します。
隊員は、待機中に患者の同意を得た上で医師や看護師の指導を受けながら、点滴や採血などの処置を行い知識や技術の向上を図ります。
また出動要請があった場合は救急医と一緒に出動します。

(西臼杵広域消防本部救急救命士 高見慎吾さん)
「針を刺す穿刺という行為がなかなか少ない現場ですので、病院にいることでたくさんの穿刺をさせていただいて、自分のスキルアップにつながってとてもいい研修だと思います。」

消防庁によりますと、救急ワークステーションは、去年4月1日時点で全国で278カ所に設置されていて、県内では去年から日南市消防本部でも運用が始まっています。

4月21日(月)

4月18日(金)

4月17日(木)

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