ピアノが大好きな中学生に素敵なプレゼントです。
全盲の中学生ピアニストに、宮崎太陽銀行から宮崎国際音楽祭で開かれる世界的ピアニストの演奏会のチケットが贈られました。

緊張した面持ちで自己紹介する明星視覚支援学校中学部1年の鈴木旬介さん。そんな旬介さんに、宮崎太陽銀行の黒木浩頭取から宮崎国際音楽祭のイベントの一つとして開かれる演奏会のチケットが贈られました。

鈴木旬介さんは、先月＃Ｌｉｎｋで紹介した全盲のピアニストで、生まれて8カ月の頃から両目ともにまったく視力がありません。

そんな旬介さんがピアノに出会ったのは2歳のとき。独学でピアノを習得し、旬介さんが奏でる音色は多くの人を魅了します。
このニュースを見て、旬介さんの姿に感銘を受けた宮崎太陽銀行の黒木浩頭取が、演奏会への招待を提案しました。

（宮崎太陽銀行　黒木浩頭取）
「世界中を旅していろんな人に聴いてもらって、元気が出るような、そんなピアニストになりたいという話を聞き、ぜひ何かきっかけになればと思って…」

そんな黒木頭取に、旬介さんからピアノ演奏のプレゼントが…。

そして、アンコールも...

（宮崎太陽銀行　黒木浩頭取）
「本当にいい音色で、聴いて感動しました」

今回招待された演奏会には、世界的なピアニスト・辻井伸行さんも出演。黒木頭取の提案で辻井さんとの面会も実現することになりました。

（明星視覚支援学校中学部1年　鈴木旬介さん）
「ピアノの音を楽しみにしています」

旬介さんが招待された演奏会は、5月3日午後3時からメディキット県民文化センターで開かれます。