NOW ON AIR !

番組表
HOME ニュース

2025年04月23日 16時00分

特殊詐欺被害を3回防いだ銀行員が「特殊詐欺等被害防止マイスター」に指定

銀行を訪れた顧客が詐欺の被害にあうのを未然に防いだとして、宮崎県小林市の銀行員が県警から特殊詐欺等被害防止マイスターに指定されました。

特殊詐欺等被害防止マイスターに指定されたのは、宮崎銀行小林支店の支店長代理、深江香奈恵さんです。
23日は小林警察署の末永正署長からマイスターの指定書とバッジが手渡されました。

深江さんは3月26日、60代の男性から振込限度額の増額を求められ、違和感を覚えたことからその理由を確認。
男性がSNSを通じて暗号資産の代金の振り込みを求められていると知り、警察に通報しました。

深江さんが詐欺被害を防ぐのは3回目で、今後はマイスターとして県警と詐欺の手口の情報共有などを行います。

(宮崎銀行小林支店 深江香奈恵支店長代理)
「不審だなと思ったら必ずお声掛けをさせていただき、お客様の大事な資産を守るお手伝いができればと思ってるので、これからも頑張っていきたいと思います」

県警は、これまでにコンビニエンスストアの店員などをマイスターに指定していて、深江さんは20人目。
銀行員としては初めてです。

県警によりますと、県内では今年、先月末までにSNS型投資詐欺やSNS型ロマンス詐欺の被害が16件発生していて、被害額は1億3406万円に上るということです。

4月23日(水)

4月21日(月)

4月18日(金)

4月17日(木)

Top