番組表

2025年04月24日 18時50分
伝統の四校定期戦 宮崎市の県立普通科高校プライドをかけた戦い・応援合戦
宮崎市にある県立普通科高校が対戦する伝統の四校定期戦が行われました。母校のプライドを賭けた戦いにスタンドから熱い声援が送られました。
(福盛和男リポーター)
「伝統の四校定期戦。この日のために気合が入っているのは選手たちだけではありません。スタンドで応援する生徒たちも全力で声援を送ります。」
宮崎大宮・宮崎北・宮崎西・宮崎南による四校定期戦は今年で46回目。スタジアムは、四校合わせておよそ5000人の大応援団で埋め尽くされました。
開会式では、宮崎大宮の松浦春喜主将が力強く選手宣誓!
(宮崎大宮 松浦春喜主将)
「僕は野球が大好きです。そして、四校定期戦が大好きです。仲間とともにこの四校定期戦をこれから先の未来につないでいくために全力でプレーすることを誓います。」
各校とも応援団が中心となり、選手たちに熱い声援を送ります。
(宮崎北 岡田華音応援団長)
「私たちも野球部の後押しになるように全力投球で頑張ります。北校絶対勝つぞ!」
(宮崎大宮 齊藤崇希応援団長)
「宮崎大宮高校の団長として応援できることを誇りに思い、応援団の意地をもって全力で応援します。」
(宮崎南 辛島壮太応援団長)
「1番は南高校に勝ってほしいという気持ちと、もう一つはみんなで楽しもうという気持ちできました。南高ファイト!」
(宮崎西 久保田蓮応援団長)
「きょうは練習の成果を存分に発揮できるように、死力を尽くして声を出していきます。西高勝つぞ!」
第1試合は宮崎大宮と宮崎北の対戦。宮崎北は初回、ツーアウト2塁から4番・中原のライト前ヒットで先制。スタンドが沸きます。
(宮崎北 1年東輝哉さん)
「四校定期戦(の応援)は初めてなので声を出して頑張っています。北高ファイト!」
そのウラ、宮崎大宮もすぐさま相手のエラーで同点に追い付きます。
試合は、終盤に勝ち越した宮崎大宮が4対3で勝利。大声援の中で試合を戦った選手は…。
(宮崎大宮 松浦春喜主将)
「人生においても全校生徒に応援されることはなかなかないと思うので、すごくプレッシャーもありましたけど、試合も勝てて楽しく応援してくれた皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。」
宮崎南と宮崎西の試合は緊迫の投手戦に…。
(宮崎西3年 平野香遥さん)
「西高に絶対勝ってほしいので全力で応援します」
1点をリードされた宮崎西は8回ウラ、ワンアウト3塁から1番・酒井がライトの頭上を破るタイムリー。さらに、送球エラーの間に逆転。試合はこのまま、宮崎西が3対2で勝利しました。
(宮崎西 酒井蒼輔選手)
「こんな機会はなかなかないので、本当に嬉しかったし楽しかったです。」
このあと、各校の応援団やチアリーダーによる演舞が披露されました。この日のために練習を重ねてきた生徒たち。ダイナミックな演舞で定期戦に華を添えていました。
試合は午後に優勝決定戦が行われ、宮崎西高校が優勝しました。