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2025年04月24日 18時46分

職場の熱中症対策6月から義務化 農業関係者向けの研修会

職場での熱中症対策が6月1日から義務化されます。これを前に、宮崎市で農業関係者を対象とした研修会が開かれました。

(オカファーエニス豪アナウンサー)
「これから暑くなる季節です。県総合農場試験場では、職場での熱中症対策についての研修会が開かれています。」

研修会は県農業法人経営者協会が開いたもので、県内の農業関係者など21人が参加しました。

厚生労働省は、「労働安全衛生規則」の一部を改正し、6月1日から職場の熱中症対策を義務化。
事業者は、熱中症の恐れがある人を見つけた際の報告体制の整備や体を冷やす、病院へ搬送するなどといった対応の手順を作成・周知することが義務付けられ、違反した場合に6カ月以下の拘禁刑か50万円以下の罰金が科されます。

研修会では、県総合農業試験場の担当者があらかじめ農業用ハウスなど熱中症の危険がある場所を確認することなどを説明し、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。

(参加者は)
「私自身も熱中症になったことがある。筋肉がこわばるなどとても怖いので(対策を)進めていきたい。」

(県総合農業試験場専門技術センター 福川泰陽主幹)
「宮崎は夏場に日差しが暑くなる。どうしても農業は外やハウスの中など非常に厳しい条件での作業が多い。リスクが高いので注意していただければと思う。」

厚生労働省によりますと、去年、全国では職場での熱中症で30人が亡くなっているということです。

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