26日からゴールデンウィークが始まりますが、今年は間に平日が挟まる「飛び石連休」です。11連休という方もいらっしゃるかもしれませんね。

ただ期間中、空港では混雑が予想されるため注意が必要です。
こちらは午前10時ごろ、宮崎空港の到着ロビー、さっそく旅行客や帰省客の姿がありました。

（東京から旅行）
「きょう有給休暇つかって後はカレンダー通りの休み。日曜日には帰ります。おいしいものいっぱい食べて、きれいな観光地を回って楽しく過ごせたらいいと思う」

（栃木から帰省）
「うちの会社は10連休あるので、長い休み。おうちでゆっくりするのと、後はイルカランドとか予定があるので鹿児島の方に行って遊ぶ」

一方、こちらの家族連れは宮崎から奈良への帰省。飛び石連休のため、お父さんが後半からの合流です。

（奈良に帰省）
「（お父さんも）半分くらいは参加できるので…。残念なところもありますけど。（いとこの）マレスケ君とハルちゃんと一緒に遊ぶのが楽しみ」

（兵庫に旅行）
「IVEのSCOUTというコンサートが当たったので家族4人で行く。チケット代も結構高くて、前にも増して物価が上がっている感じ」

航空各社によりますと、「飛び石連休」の影響で、下り便のピークは26日土曜。もしくは5月2日金曜と3日土曜に分かれています。

一方、上り便のピークは、概ね5月6日の火曜日です。
帰省客や旅行客で混雑が予想される宮崎空港。
同時に懸念されるのが駐車場の混雑です。

（早瀬純哉記者）
「宮崎空港では、駐車場横のこちらの緑地帯も開放して車の混雑に対応していますが、週末や連休になるとここもいっぱいになることがあるということです」

コロナ禍以降、感染予防で自家用車を使う人が増えたことに加え、バスの減便やタクシーの減少などが影響したと見られ、駐車場の利用者が増加しました。

（宮崎空港ビル総務部　花畑匡孝部長代理）
「お客様に迷惑がかからないように、空港をあげて取り組んでいる。ゴールデン期間中、大勢のお客様がお越しになっておりますので、駐車場ご利用の際には時間に余裕を持ってお越しいただければ」

空港周辺の民間駐車場では、予約を受け付けているところもあります。
600台を収容できるこちらの駐車場では、駐車料金にプラス200円を払うことで、事務所近くに駐車場を確保します。
空港の駐車場が満車になると、問い合わせの電話が増えるそうです。

（ジャンボ駐車場　谷口裕樹さん）
「今年は飛び石連休ということもあり、前半は予約がないが、後半にかけて増えていっている。電話でもネットでも予約可能なのでぜひ利用していただければ」

混雑のピークが2回くることが予想される今年のゴールデンウィーク。いつもより余裕を持った行動を心がける必要がありそうです。