中学サッカー・宮崎県ナンバー1をかけた桝元カップＵＭＫ中学生サッカー選手権の決勝戦が27日、行われました。

（福盛和男リポーター）
「この20倍の辛麺のように、真っ赤に熱い戦いになりそうです」

県内の中学校とクラブチーム合わせて71チームが出場した今年の大会。

決勝は、11大会ぶりの優勝を目指す宮崎日大と連覇を狙う日章学園の対戦となりました。

序盤からリズムをつかんだのは日章学園。

前半3分、岩切のロングパスに飯野が抜け出しシュート！ここは、宮崎日大キーパー・外山がセーブし、得点を許しません。

迎えた前半6分、日章学園はフリーキックのチャンス。ゴール前のこぼれ球に尼子が反応。右足を振りぬき、日章学園が先制します。

さらに、日章学園は前半21分、コーナキックから越川が頭で合わせます。日章学園が2対0とリードを広げます。

勢いに乗った日章学園は、前半終了間際にも岩切が相手のパスをカットし、最後はエース・飯野！3点目を奪います。

エンドが変わった後半、ゴールを奪いたい宮崎日大は、反撃のチャンスを伺います。

後半9分には、横山がロングシュート。しかし、枠をとらえられません。

その後も、宮崎日大はチャンスメークしようとしますが、日章学園の堅い守りを崩せません。

すると、後半22分、日章学園は平西がダメ押しのゴール！

試合はこのまま終了のホイッスル。日章学園が宮崎日大を4対0で破り、2年連続8回目の優勝を飾りました。

（日章学園中　勝俣勇星キャプテン）
「初戦から自分たちのプレーができなかったりして、「今週いくぞ！」という気持ちで戦った結果、優勝できて良かったです。先輩の思いも受け継いで2連覇できたので、先輩にいい顔して帰れます」