マダニが媒介する感染症＝ＳＦＴＳへの感染が今年、宮崎県内で初めて報告され、男性が死亡しました。

県の発表によりますと、4月中旬、西臼杵郡の80代の男性が発熱や全身の倦怠感を訴えて医療機関に入院。その後、亡くなったということです。

この男性は、発症前に屋外で農作業を行っていたということですが、感染経路は不明です。

県内では118例目の感染で、このうち31人が死亡しています。

県は、感染予防対策として、長袖・長ズボンの着用や虫よけスプレーを使用するよう呼びかけています。