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2025年05月13日 12時00分

熱中症による宮崎県内の労災が急増し前年比1.7倍の172人に 労働局の新対策が6月から本格始動

●前年の1.7倍に大幅増

2024年に宮崎県内で発生した熱中症による労働災害は172人で、前年の1.7倍と大幅に増加しました。

宮崎労働局のまとめによりますと、2024年に県内で熱中症による労働災害に認定されたのは172人で、前年より72人増えました。
このうち療養のため職場を4日以上休んだ人は、2009年以降で最も多い22人でした。



●業種別では建設業が最多

業種別では建設業が36%、製造業が20%を占め、全体の66%が屋外での発生でした。
月別では、気温35℃以上の猛暑日を14回を観測し平均気温の高かった7月が83人と最多でした。



●6月から労働局が対策強化

職場での熱中症を巡っては、初期症状の放置や対応の遅れを防ぐため、6月1日から対策が強化されます。
労働安全衛生規則が改正され、熱中症患者の報告体制を整備することや、症状悪化を防ぐ措置を準備し周知することが事業者に義務付けられます。

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