NOW ON AIR !
番組表

2025年05月13日 16時07分
環境省レッドリスト指定「オオイタサンショウウオ」を育てて放流!宮崎市の小学生が命を学ぶ
環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているオオイタサンショウウオ。宮崎市の小学校では、卵から育ててきたオオイタサンショウウオを学校近くの里山に返す会が開かれました。
宮崎市の古城小学校近くの里山は、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているオオイタサンショウウオの生息地です。
古城小学校では、12年前からオオイタサンショウウオの保護活動を行っていて、毎年3月上旬ごろに里山の水辺で卵を採取。4年生と5年生が水槽の中で孵化させて、5月上旬ごろに放流するまで大切に育てています。
13日は児童33人が、3cmほどに成長したオオイタサンショウウオにお別れの言葉をかけながら里山に放しました。
(4年生の児童)
「成長の記録をとって育ててきた。アカムシを食べる様子がとても可愛くて元気をもらった。いっぱい思い出をつくったから寂しかったし悲しかった」
(5年生の児童)
「さんちゃんも1匹で育っていくから、僕も頑張っていきたい」
古城小学校では、オオイタサンショウウオの保護活動を通して、児童たちに命の大切さや、生き物を育てることの大変さを学んでほしいとしています。