NOW ON AIR !
番組表

2025年05月13日 18時46分
イノシシ被害からのリベンジ 宮崎市の鏡洲小学校で甘藷の植え付け
(竹下凜アナウンサー)
「鏡洲小学校の畑には今年から電気柵が設けられました。みんな、これなんでここにあるの?」
(児童)
「イノシシから芋を守るためです」
13日、カンショの植え付けに挑戦したのは、宮崎市の鏡洲小学校の1~2年生と鏡洲保育園の園児合わせて24人です。
学校では、去年も児童たちがカンショを植え、秋ごろに収穫する予定でしたが、夏休みの間に野生のイノシシにカンショを全て食べられてしまいました。
その経験を踏まえ、今年は、鳥獣被害対策アドバイザーの室屋敦紀さんがサポートに入り、イノシシが畑に侵入するのを防ぐ電気柵を設置。万全の対策のもと、児童たちが一つ一つ丁寧にカンショの苗を植え付けていました。
児童たちはこのあと、野生のイノシシや電気柵の仕組みについて教わっていました。
(室屋敦紀さんの授業)
「(イノシシは)いつもと違うものがあると思って鼻で触るんだよ。そうした時に、ビリビリビリっと感電して、あっちに行こうと逃げていきます」
(児童は)
「動物としては悪いことをしていると思った」
「(去年は)食べたかったけど食べられなかったから悲しかった」
「次はイノシシに食べられないように頑張って育てようと思いながら植えました」1「大きい、甘い、いいイモに育ってほしいです」
13日植えたカンショは10月ごろに収穫し、給食などで味わう予定だということです。