台風や大雨などの風水害で緊急避難が必要な時、速やかに保護者への引き渡しができるよう、宮崎県日南市の小中学校が合同で訓練を行いました。

訓練を行ったのは、日南市南郷町の榎原小学校と榎原中学校の児童生徒合わせて45人とその保護者、教職員です。
訓練は大雨で災害の危険が高まり緊急避難が必要になったとの想定で、今回初めて小中学校合同で行われました。

学校からのメールを受け、保護者が車で子どもたちを迎えに来ると、小中学校の教職員たちは1人1人名前を確認しながら速やかに保護者へ引き渡していました。

（保護者）
「心配ですね。去年の線状降水帯で下校後1時間で家の前が浸かったので、これから必要になる事かなと思います」

小中学校では不測の事態に備え今後も訓練を行い、安心安全な学校を目指したいとしています。