6月は牛乳月間です。
生産者などが河野知事を表敬訪問し、牛乳を贈り消費拡大をPRしました。

6月15日の父の日にちなんで牛乳・ちちを贈ろうというこのキャンペーンは、今年で20回目を迎えます。
2日は県酪農青年女性連絡協議会の長友佳奈美会長など4人が県庁を訪れ、河野知事に牛乳やチーズなどの乳製品をプレゼントしました。
このあと、全員でコップ1杯ずつの牛乳を飲み干し、牛乳の消費拡大をPRしていました。

（県酪農青年女性連絡協議会・長友佳奈美会長）
「酪農家の戸数も年々減少していて、後継者不足問題も永遠の課題となっています。これをきっかけに牛乳をたくさん飲んでいただいて、消費拡大をしていってもらえればなと」

県内では現在、162戸の酪農家がおよそ8200頭の乳牛を飼育していますが、その数は毎年減り続けています。

また、昨年度およそ6万8000トンあった生産量も今年度は2％ほど減少する見込みで、物価高騰が続く中、酪農家は厳しい経営を強いられています。