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番組表

2025年06月05日 18時20分
宮崎県内の合計特殊出生率1.43 過去最低
去年、宮崎県内で生まれた赤ちゃんは6000人でした。
過去最も少ない人数で、合計特殊出生率も1.43と過去最低となりました。
厚生労働省の人口動態統計によりますと、去年、宮崎県内で生まれた赤ちゃんは6000人で、前年より502人減ってこれまでで最も少なくなりました。
また1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は、宮崎県は1.43と全国3位タイではあるものの過去最低となりました。
宮崎県は日本一挑戦プロジェクトで、2026年度の合計特殊出生率を1.8台とする目標を掲げています。
達成は厳しい状況で、婚姻数も目標値の4500組以上に対し3443組と、前年から149組減少しました。
(河野知事)
「(合計特殊出生率)1.8の目標に対し更に遠ざかった。目標達成には更に高いハードルになったことは重く受け止めつつ、今できることを全力で取り組む姿勢に変わりない」
目標達成へ宮崎県は今年度の事業で、第2子の保育料負担を軽減する事業などを実施しています。
また厚生労働省は、出産費用の自己負担を原則無償化することについて、来年度中の制度設計を目指し検討を進めています。