番組表
2025年07月22日 18時15分
プロ注目の右腕と捕手の対決は? 夏の甲子園宮崎大会・準々決勝 延岡学園vs富島

熱戦が続く夏の甲子園宮崎大会。22日は準々決勝最後の2試合が行われ、ベスト4が出そろいました。
準々決勝の第1試合は、第3シード・富島と第6シード・延岡学園の対戦。
バックネット裏では、プロ野球や大学・社会人野球のスカウトが集結!注目は強肩強打のキャッチャー、富島の岡村了樹選手と最速153キロの右腕、延岡学園の藤川敦也投手です。
先発マウンドにあがった延岡学園の藤川は、初回、富島の1番・2番から連続三振を奪います。
続く3番は注目の岡村!藤川の145キロのストレートをレフト前にはじき返します。しかし藤川は4番・佐藤を三振に打ち取り得点を許しません。
そのウラ、延岡学園は連続ヒットで1アウト3塁1塁のチャンス。ここで4番・藤川。ショートへの内野安打1点を先制します。
3回、富島はフォアボールと送りバントなどで2アウト3塁とし2番・西村、センターにはじき返し同点に追いつきます。
続くバッターは岡村・・藤川の変化球をジャストミート!センターオーバーのタイムリー2ベース!逆転に成功します。
早く追いつきたい延岡学園は、6回、2アウト2塁1塁と一打同点のチャンス!しかしここは富島の先発・神田が踏ん張ります。
最終回も延岡学園はランナーを出しますが、最後は富島のライト・金丸がファインプレー!富島が延岡学園を2対1で破り準決勝進出です。
(富島・岡村了樹選手)
「(Q・藤川投手から3安打)藤川君の150キロを練習してきて、振り負けないことを意識していたので打てたのはよかったです。(Q・準決勝では)欲張らずにしっかりチャンスで1本打ちたいです」
(延岡学園・藤川敦也投手)
「色々ありましたが・・・負けてしまったのは悔しいですし、自分の失点で負けたので申し訳ないと思います。(Q・次の目標は)プロに入って活躍するのが夢なので、ドラフトに向けてこれからも頑張ります」
続く第2試合は、日章学園が聖心ウルスラ学園を7対0で破り準決勝進出を決めました。
準決勝は24日サンマリンスタジアムで行われ、第1試合は日南学園対日章学園、第2試合は宮崎商業対富島の組合せとなっています。