番組表
2025年07月22日 18時20分
延岡市の三浦新市長 11万人の街の舵取りへ業務開始 市民「期待は大きい」
20日に行われた延岡市長選挙では、42歳の三浦久知さんが初当選を果たしました。
三浦新市長は、県の職員として延岡土木事務所に勤務した際、チキン南蛮をPRする団体や神楽保存会などに加わり、この経験から延岡にもっと携わりたいと延岡市役所に転職しました。
そして、およそ12年間の市の職員時代には、島野浦の観光PRや乗り合いタクシー運行などの業務に携わりました。
次は行政の長として、どのような街づくりに励むのか。三浦市長が22日、就任式に臨みました。
大勢の職員が拍手で出迎える中、登庁した延岡市の三浦久知新市長。
そして、市長の席に座ると…
(延岡市 三浦久知市長)
「まだ座りなれていないというところで。先ほど沢山の職員の皆さん、支援いただいている方にも沢山来ていただいて、またちょっと緊張感が増したかなと感じています」
就任式では、市の幹部などおよそ120人を前に決意を述べました。
(延岡市 三浦久知市長)
「職員の皆さまのお一人お一人の創意工夫、そしてモチベーションを高めていき、市民の皆さまと目線を合わせ汗をかきながら、より前向きな組織になっていくよう私もリーダーとして、この全体の空気、雰囲気をよりよくしてまいりたい」
この日三浦市長は、現在行っている施策の説明を受けるなどの公務を行ったということです。42歳という若い市長の誕生に市民からは期待の声が聞かれました。
(親子)
「期待は大きいです。同年代の方なので。子育てに関することもそうですけど、スポーツとかもっといろんなイベントとか、楽しいことがあるといいなと思います」
(高齢男性)
「ガラス張りの行政が多いんですよ、今までが。そのまま透明性を確保してほしいです。裏でこそこそするんじゃなくて。市民にわかりやすく説明して実行してほしい」
人口およそ11万人の街のかじ取りを担うことになった三浦市長。
任期は2029年7月19日までです。