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大相撲冬巡業宮崎場所 迫力ある取り組みに歓声

2025年12月04日 18時20分

宮崎県内が今シーズン一番の寒い1日となった中、宮崎市は熱気に包まれました。

12月4日、大相撲の冬巡業・宮崎場所が開かれ迫力ある取組に大きな歓声が上がっていました。

宮崎市の県体育館で開かれた大相撲宮崎場所。
宮崎市での開催は2年ぶりとあって、およそ3300人の観客が行列を作っていました。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「巡業の魅力は何といってもこの距離の近さ。朝から大勢の相撲ファンが詰めかけ力士との交流を楽しんでいます」

会場では九州場所で優勝し、大関昇進を果たした安青錦や横綱・豊昇龍がぶつかり稽古などを披露。
その力強さに観客は見入っていました。

(観客)
「迫力がある。かっこ良い」
「音がすごい。事故だなと思いました。バチンって」

また、子ども達と力士による稽古も行われ、子ども達は憧れの力士の胸を借りて全力でぶつかっていきました。

(参加した子ども)
「すごく大きい。力も強い」
「日向丸関と取組させていただきました。今までの相撲で一番うれしかったです。将来(の目標)は大相撲の世界に入って、上を目指して横綱になることです」

このあと、力士が歌う相撲甚句や禁じ手を面白おかしく紹介する初切が行われました。

そして、いよいよ取組です。
延岡市出身の日向丸が登場すると会場からは一際大きな歓声が上がっていました。

(延岡市出身 日向丸)
「地元の方々の声援を聞いて力になります。十両に上がれたのはうれしいですけど負け越して跳ね返されたのでもっと稽古して上の番付に上がれるように頑張っていきたいです。これからも押し相撲、どんどん前に出る相撲で頑張っていくので応援していただきたいです」

(元琴恵光・尾車親方)
「地元の方に大相撲も近くで見てもらって自分もうれしいです。力士のすごさとか力強さとかを見てもらってより、また相撲を好きになってもらったら良いかなと思います」

集まった人たちは間近で見る憧れの力士の姿に目を輝かせていました。

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