今日の午前中に台風１号が発生しました。

ところで、台風1号が発生するタイミングとしては、「早い」のか「遅い」のか、それとも「ふつう」なのか、どのように感じるでしょうか？

では、こちらのグラフで、平年の台風の発生数を月ごとに確認してみましょう。

台風の発生数は、平年（1991年～2020年の平均）で25.1個となっています。

特に台風の発生が集中しているのが、7月から10月にかけての時期ですね。

単純計算では、この時期は毎週台風が発生していることになります。

一方、4月までの発生状況は、1月から3月まで0.3個ずつ、4月に0.6個なので、4月までの累計では１～２個程度発生していることになります。

ということで、４月上旬に台風１号が発生するのは、時期としては順当といえますね。

なお、4月に台風が接近・上陸することはほとんどないのですが、現時点で台風の予報円が広く、沖縄付近まで近づく可能性もあります。

今年日本に接近する台風としても、「第1号」となるかもしれないので、今後の台風の予想進路には注意が必要です。