番組表
種子島の思い出 2017年01月24日
今日は種子島宇宙センターから、H-IIAロケットが無事打ち上げられました!
気象衛星が打ち上げられたわけではないのですが、昨年末のお休みで種子島宇宙センターを訪れた際に、打ち上げ予定日を聞いたので気になっていました。
私が参加したツアーが満席になっていたので、「人気があるツアーなんだな」と思っていたら、ちょっとだけ事情が違いました。
宇宙センターの所在地である鹿児島県南種子町は、H-IIAロケットを製造している三菱重工の工場がある愛知県飛島村と姉妹都市交流を行っています。
私が宇宙センターを訪れたときは、両町村の小学生を宇宙センターに招待するというイベントの実施中で、私以外のツアー参加者は南種子町と飛島村の関係者だったので満席、ということでした。
思わぬ大人数での見学ツアーでいささか戸惑いましたが、H-IIロケットの実機や総合指令棟を見学することができました。
いつもなら大型ロケット発射場まで行けるようなのですが、今日打ち上げのH-IIAロケットの準備中だったので、見学は離れた場所から。
少し残念でしたが、打ち上げは無事成功したのでよしとしよう。
見学ツアーを終えて、私は一人レンタカーで島内を回り、目に入った、たねがしま赤米館とその近くにあった宝満神社を散策。
しばらくして駐車場に戻ったところ、なんと南種子町・飛島村のみなさんと再会。
南種子町の教育長さんから「一緒に赤米の話を聞いていきませんか?」と声をかけられたので、両町村の小学生と一緒にお話を聞くことに。
まったく予期しなかった展開でしたが、南種子町や赤米館の方たちから聞いた赤米の歴史はなかなか興味深いものです。
国内で栽培されているお米は大陸から伝わったジャポニカ米ですが、この赤米は東南アジアから伝わったジャバニカ米で、日本で栽培しているのは南種子町のほか、対馬と岡山県総社市だけなんだそうな。
今は神事用に栽培されていて、南種子町では宝満神社に奉納されています。
宝満神社は女性の玉依姫を祭っているので、奉納する人は男性でなければならないみたいです。
旅先での人との出会いは楽しいもの。
いつか打ち上げのときに種子島を訪れたい。