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酒井晋一郎

天気のサカイ目

国際的な春分の日 2017年03月20日

春分の日、3連休の最終日の今日は、お昼頃から雨が降りはじめました。
お彼岸のお墓参りにとっては、あいにくの雨となってしまいましたね。

春分の日は、自然をたたえ、生物をいつくしむ日、として祝日になっていますが、日本以外でも春分を祝う国はあるのだろうか、と思って各国の祝日を調べてみました。

世界各国の祝日を見ていると、祝日となっているのは、独立や革命を記念した日や、宗教に関する日が多いように感じるので、春分を祝日としているのは日本特有のことかと思っていましたが、古来より春分が祝われている地域がありました。

イラン暦(ペルシャ暦)では、春分の日が正月にあたり、「ノウルーズ」と呼ばれています。

現在から3,000年以上も遡る古代ペルシャが起源となっていて、かつての古代ペルシャ文化圏にあった、中東から中央アジアの広い地域で春分を祝っているようです。

2010年の国連総会でも「ノウルーズ国際デー」が承認されており、これほど深い歴史をもった祝日があるとは、調べてみるまでまったく知りませんでした。
http://www.un.org/press/en/2010/ga10916.doc.htm

日本とは少し異なる趣旨で春分を祝っていますが、遠く離れた地域で同じ春分を祝っていると思うと、なんだか不思議な気がしますね。

 

 

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