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ひまわりは太陽の花 2017年08月16日
去年、行こうと思ったときにはすでに終わっていた、高鍋町のひまわり畑を先週末訪れてきました。
見渡す限りに太陽に向かって伸びるひまわりが咲いていて、青い空にとても映えていました。
ひまわりは、「向日葵」の名のとおり、太陽に向かって咲くといわれていますが、外国ではどのように呼ばれているのか、自分の分かる範囲でちょっと調べてみました。
英語では「太陽の花」ということで「sunflower(サンフラワー)」と呼ばれているほか、「helianthus(ヘリアンサス)」という言葉もあります。
ギリシア神話の太陽神を示す「Helios(ヘリオス)」に由来しているので、どちらも同じ意味ですね。
そしてヨーロッパ大陸のフランス語・スペイン語・イタリア語では、
フランス語 tounesol(トゥルヌソル)
スペイン語 girasol(ヒラソル)
イタリア語 girasole(ジラソーレ)
となっていて、それぞれ「向く、回る」という意味の動詞のtouner(仏)、girar(西)、girare(伊)と、「太陽」を意味するsol(仏、西)、sole(伊)の組み合わせから出来ています。
太陽を向く花、という意味では日本語と同じです。
なお、フランス語で太陽は「soleil(ソレイユ)」ですが、「soleil」だけでもひまわりの意味になるようです。
そして中国語では、「向日葵(シャンリークエ)」で、漢字も同じです。
方言によっては、いくつか呼び名があるみたいです。
5か国語しか調べていませんが、どの国もひまわりのことを「太陽の花、太陽を向いて咲く花」と表現する感覚は同じなのですね。
他の言語も調べてみたいのですが、仮に北極圏・南極圏でもひまわりの生育が可能だとすると、夏の白夜のときは、ひまわりは沈まない太陽をひたすら追いかけるのでしょうか。
もしそうだとしたら、その地域でひまわりは「眠らない花」なんて名前が付けられているかもしれませんね。