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各国語での秋 2017年10月25日
先週末に上陸した台風21号が去った後は、秋晴れの日が続いています。
秋は英語で「autumn(オータム)」で、フランス語だと「automne(オトンヌ)」となっていて、スペルも読み方もなんとなく似ています。
西ヨーロッパだけですが、各国の秋を意味する言葉は、スペイン語が「otoño(オトニョ)」、イタリア語が「autunno(アウトゥンノ)」となっていて、やはり似ています。
いずれもラテン語の「収穫期」から派生して生まれた言葉のようです。
ここで気になったのが、英語だけは、「autumn」のほかに「fall(フォール)」という別の表現があることです。
どんな違いがあるのか、気になって調べたところ、どうやら「autumn」は主にイギリス、「fall」は主にアメリカで使われている表現なんです。
ちなみに、サマータイム制度を導入しているアメリカでは、サマータイムが終了する秋になると、「秋は時間を元に戻す」ということで「fall back」という言葉が使われています。
※春のサマータイム開始の時期とあわせ、「Spring forward, fall back」と言われます。
また、「fall」には「落ちる、落下する」といった意味がありますが、「木の葉が“落ちる”季節」だから「秋」を表現する言葉になったようです。
ここしばらくは、朝の気温が高めだったのですが、ようやく冷え込む日も増えてきました。
これからは木の葉も「fall」して、次第に秋が深まっていきそうです。