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英語の寒さの表現 2017年11月22日
昨日の朝は各地で冷え込みが厳しくなって、今シーズン1番の寒さとなりました。
今朝はやや冷え込みが緩んだものの、それでも平年を下回る冷え込みです。
本格的な冬はこれからなので、「寒い」と感じることが多くなりますが、英語での寒さの表現を紹介しておきます。
寒さに関する表現は、“cool”や“cold”はよく知られていると思います。
“cool”は「涼しい」の意味で、夏の残暑が終わって涼しくなる秋ごろになるとよく使われ、“cold”は「寒い」の意味で、真冬の時季になると使うことが多くなります。
昨日の宮崎の朝は、各地で“cold”といえるくらいの寒さとなりましたが、平年の今の時季に“cold”というのはちょっと大げさな感じがします。
「涼しい」と「寒い」の中間くらいの表現として、日本語では「肌寒い」や「冷える」といった表現がありますが、英語でも同じような意味に当たるのが“chilly”という表現です。
私はニューヨークに赴任したときに初めて“chilly”という表現を知ったのですが、けっこう頻繁に使います。
“cold”より使ったかもしれません。
そして“cold”よりも寒い場合、文字どおり「凍える」を意味する“freezing”という表現がありますが、凍りつくような寒さのことなので、宮崎県内ではこの寒さになることはほとんどありません。
県内で最も気温の低い五ヶ瀬町でも、数年に1度あるかどうかの寒さに該当するのではないかと思います。
これからの時季、英語圏を訪れる機会があれば、“cold”だけでなく、“chilly”や“freezing”を使い分けてはいかがでしょう。