番組表
昨日は小春日和でした 2017年11月29日
昨日は各地で20度を超える気温となって、小春日和といえる暖かさとなりました。
宮崎ではこの時季に気温が上がると、小春をとおりこして初夏を思わせる陽気となるので、小春日和というかどうか迷いますが、先週は真冬の一歩手前の気温が続いていた分、小春日和という表現がぴったりだったと思います。
小春日和は、気象庁の予報用語では「晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天」とされているため、雲が広がっている今日は小春日和とは言えないですね。
気象庁HP
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kisetsu.html
海外でも小春日和に当たる表現はいくつかあって、アメリカではインディアンサマーといわれています。
アメリカ国立気象局(National Weather Service)のHPを調べてみたところ、「What is “Indian Summer” ?」なるページを発見しました。
http://www.weather.gov/dvn/Climate_Indian_Summer
定義を調べてみると、「秋の凍える寒さのあとの異常に暖かい期間」となっています。
「killing freeze (死にそうな凍える寒さ)」と表現されているくらいなので、秋の時点でもよほど冷え込みが強いのでしょうね。
「夜間の気温が-2.2度(華氏28度)以下で霜が降りることもある寒さ」と補足されているので、宮崎県と比べるとはるかに寒いようです。
また、「小春」ではなく「サマー」と表現されているのも日本とは異なるところですね。
ヨーロッパ、アメリカの北部では緯度が高く、春の時季であってもあまり暖かくないので、春よりも夏の方が恋しくなるのではないでしょうか。
確かに、私がニューヨークにいた頃は、4月に入っても外出するときはコート・マフラーを身につけていて、4月下旬になってようやくコートを置いて出かけていたような気がします。
この数日間は暖かさが続いていましたが、あすからは気温はあまり上がらなくなるようです。
特に来週の半ばにはぐっと寒くなりそうなので、大幅な気温差で体調を崩さぬよう、ご注意ください。