今日出勤早々に報道デスクから、

「19日の土曜日の朝に車のフロントガラスが汚れていたのは、もしかして新燃岳の火山灰の影響ですか？当時噴火の発表はなかったはずですが…」

との疑問をもらいました。

実は私も同じことを感じていたのですが、直近の新燃岳の噴火は5月14日のことなので、このときの火山灰が19日まで残っているとは思えません。

ただ、18日の天気予報で、「19日の未明にかけて雨が降りやすい」と伝えていたことを思い出し、原因に思い当たりました。

雨粒は不純物を含まない純水ではなく、空気中のちりやほこりなどを含んでいます。

そして水分が蒸発してしまえばちりやほこりだけが残ります。

フロントガラスの上に残った火山灰のようなものは、このちりやほこりだったのではないでしょうか。

実際に宮崎市の19日の降水量を確認すると、午前1時前後の1時間程度、合計で0.5ミリに達しない弱い雨が観測されていました。

雨がざっと降れば、ちりもほこりも洗い流してしまうのですが、雨が弱かったことで流されずにとどまったのではないかと思います。

今夜からあすにかけての雨は、ちりやほこりごと洗い流してくれそうな雨の量ですが、この雨が過ぎたらさぼっていた洗車をそろそろやらなければ…。