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酒井晋一郎

天気のサカイ目

平成30年7月豪雨 2018年07月09日

先週半ばから週末にかけて、西日本の広い範囲で記録的な大雨となりました。

11府県で大雨特別警報が発表され、2013年の特別警報運用開始以来、最も広範囲での発表となっています。

豪雨による死者・行方不明者はすでに100人を超えており、特別警報を創設するきっかけとなった2011年台風12号による被害(死者・行方不明者 98人)を上回っています。

消防庁HP 災害情報より

http://www.fdma.go.jp/bn/2018/detail/1052.html

なお、死者・行方不明者数が100人を超えたのは、1983年の昭和587月豪雨以来35年ぶりとなるため、被害の深刻さが分かります。

宮崎県でも5日から8日にかけての大雨が予想されていましたが、梅雨前線が南下する動きが遅く、実際に県内でまとまった雨が降ったのは6日の夜から7日の午前中にかけての短い時間でした。

そのため、特別警報が発表されるような事態にはなりませんでした。

ただ、梅雨前線が早めに南に下がっていれば、県内で大雨の被害が多発してもおかしくはなかったと思います。

まもなく九州南部でも梅雨明けを迎える見込みですが、10月ごろまでは台風シーズンが続きます。

改めて、防災用品の準備やハザードマップの確認などを行うようにしてください。

 

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