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アジサイの名前の由来 2021年05月21日
梅雨入りから10日過ぎて、雨の日が続いています。
今朝気象台のアジサイを撮影してきたところ、「ガク」の部分が開いて(開花はまだ)いて、アジサイの季節になったことを感じます。
ところで、「アジサイ」という名前の語源ですが、何に由来しているか分かりますか?
「アジサイ」は2つの単語を組み合わせてできた言葉です。
「アジ」は「集まる」の「あつ」、「サイ」は藍色を示す「真藍(さあい)」を意味していて、小さな青い花がたくさん集まって咲く様子に由来していると言われています。
意外にも「雨」は関係していなかったのですが、英語では関係があるようです。
英語でアジサイは「Hydrangea(ハイドランジア)」と言って、これも2つの単語の組み合わせで成り立っています。
「Hydra-」や「Hydro-」は「水」を示す接頭語で、後半の「angea」はラテン語やギリシャ語で「器」を意味しています。
つまり「水の器」という意味なので、雨の中で咲く様子から名付けられたのかもしれません。
雨が続き季節ですが、雨の中で小さな青い花が集まって咲く様子を眺めつつ、梅雨明けを待ちたいですね。