NOW ON AIR !
番組表
今年の梅雨の降水量 2021年06月25日
今年の梅雨は梅雨入りが早かったものの、6月は梅雨の中休みも多くなっていますね。
気になって5月と6月の宮崎市の降水量を平年と比較してみたところ、「逆転」が起こっていることがわかりました。
グラフの左側が「平年」5月・6月の降水量ですが、
5月:227.6ミリ
6月:516.3ミリ
となっていて、梅雨本番となる6月は5月の2倍以上の雨が降っていることになります。
一方、グラフの右側が「今年」5月・6月の降水量ですが、
5月:521.5ミリ(5月の観測史上5位)
6月(~6/25):297.5ミリ
となっているので、6月の降水量は5月の6割程度とかなり少なくなっています。
5月・6月の月降水量の「逆転」が起こることは少なく、調べてみたところ、1989年以来32年ぶりのようです。
ただ、週末は再び前線の活動が活発化し、週明け月曜日には大雨のおそれがあるため、逆転されていた降水量がもしかしたら再び逆転するかもしれません。
梅雨の末期には大雨が降りやすくなるので、改めて防災対策を行いましょう。