NOW ON AIR !
番組表

「秋」の成り立ち 2021年10月01日
今日は、「秋」という漢字に関する雑学を紹介します。
秋になると気温が上がる日はあってもからっとして涼しくなりますが、秋という漢字には、夏のイメージに近い「火」が使われています。
これはなぜだか分かりますか?
「秋」という漢字を分解してみていくと、左側は「のぎへん」で、穀物を意味しています。
秋になって収穫を迎えた穀物を天日干しにして乾かす、という意味があるため、「火」が使われています。
また、収穫物に近付く虫を「火」で追い払っていたことに由来している、という説もあるようです。
さらに、もう一つこの漢字の読みに関する問題です。
「秋」は、音読みで「シュウ」、訓読みでは、「あき」と読みますが、もう1つの読み方があります。
ひらがな2文字ですが、どう読むと思いますか?
正解は、「とき」
秋は収穫を行う「大切なとき」「重要な時期」であることに由来しています。
台風シーズンも終わりに近づいているので、このまま実りの秋を迎えたいですね。