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「氷」の成り立ち 2021年12月17日
上空にはこの冬1番の寒気が流れ込んでいて、この週末は平野部でも氷が張るほどの寒さとなりそうです。
今回は、「氷」という漢字の成り立ちを紹介したいと思います。
「氷」という漢字は「水」の左上に「、」を付けた文字ですが、この「、」の意味は何だと思いますか?
「氷」の象形文字から見ていくと、右側部分の線が波打っている様子が「水」の流れるさまを示しています。
そして「水」の左側にある「人」のような形が、「氷」の小さなひび割れを意味しているようなんです。
この象形文字が「にすい」に「水」という漢字に変わり、最終的に「にすい」の一部が省略されて、「、」だけが残った、というのが「氷」という漢字の成り立ちなんです。
この週末はこの冬1番の寒さとなりそうなので、暖かくしてお過ごしください。