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番組表
入試シーズンも本格化 2022年01月14日
今週は寒気の影響で厳しい寒さが続きました。
週末は大学入学共通テストが控えているので、体調を崩さず頑張ってほしいです。
さて、今回は入試に関係して、気象予報士試験の過去問を出題したいと思います。
気象予報士の試験は年2回(1月と8月)行われていて、マークシート式の学科試験が2種類、筆記式の実技試験で構成されています。
このうち、令和元年(2019年)8月の学科試験(専門知識)から抜粋して出題です。
右の衛星画像に関して、以下の説明文の下線部が正しいかどうか答えよ。
「領域Aの雲パターンは、大気下層の風向とほぼ平行な走向をもつ筋状雲である。」
「正しい」か「誤り」か、どちらでしょうか。
正解は、
「正しい」でした。
上空の強い寒気が北西から南東へと流れ込み、流れに平行して筋状の雲ができていることを説明しているので正しい文です。
一見すると難しそうな文章に感じますが、いつもの天気情報を思い出せば正解できそうですね。
入学試験でも日常生活の中で気づけるものがあったり、問題文や図表にヒントが隠されていたりするので、どんな問題でも慌てず、落ち着いて、正解を導き出してくださいね。