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番組表
天気に関する四字熟語 2022年02月11日
漢数字を使った四字熟語は、「一石二鳥」などたくさんありますが、その中でも天気に関係しているものを紹介したいと思います。
まずは、冬から春に向かう、今の時季の天候を表した熟語です。
空欄に入る漢数字はそれぞれなんでしょうか。
正解は「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉で、よく耳にする四字熟語ではないでしょうか。
「寒」い日が「三」日続いたあとに「暖(温)」かい日が「四」日続き、季節がだんだんと春に向かうことを意味しています。
続いての四字熟語は、「一暴十寒(いちばくじっかん)」です。
「ばく・ぼう」は「暴れる」という意味ではなく、「日にさらす」という意味を持っています。
「一」日だけ太陽に「曝(暴)」して温めても、その後の「十」日で「寒」い状態のままにすると植物が育たないことから、何事も継続してやらないと成果が上がらない、という戒めの熟語です。
もう1つ紹介したいのが、「五風十雨(ごふうじゅうう)」という四字熟語です。
これは、「五」日ごとに「風」が吹き、「十」日ごとに「雨」が降る、天候が順調なことのたとえです。
「五」と「十」が入れ替わることもありますが、意味は同じです。
ほどよく風が吹いて、暑さを和らげる。
適度に雨が降って、植物の生長をうながす。
そんな理想的な天候です。
また、この理想的な状態から転じて、世の中が平穏無事であることのたとえでもあるんですね。
この四字熟語のとおり、風水害が少なく、落ち着いた世の中になるといいですね。