NOW ON AIR !
番組表
よく調べたら「タンジェントアーク」 2022年04月22日
おととい水曜日の天気情報で、「環天頂アーク」を紹介していたのですが、
オンエア後に詳しく調べたところ、どうやら「タンジェントアーク」らしいことが分かりました。
せっかくなので、間違えた理由なども含めて紹介しておきたいと思います。
空に薄雲ができているときは、太陽との位置関係によって、さまざまな虹のような光の現象が見られます。
その中でも頻繁に起こるのが「ハロ」で、太陽の周りに光の輪ができる現象です。
そして、太陽の周りではなく、左右に現れるのが「幻日」です。
運が良ければ、両サイドに同時に出ることもあります。
また、太陽の下側に大きく離れたところに現れるのが「環水平アーク」。
数年前に大規模なアークが出た時は、ニュースでも紹介しました。
さて、私が勘違いしてしまった現象ですが、
太陽の上の方にできているので「環天頂アーク」ではないかと思いました。
ただ、現れる高度が低く、もっと太陽に近いところにできる「タンジェントアーク」が正しかったようです。
なお、他にもたくさんの光の現象があって、イラストに載せられるだけでもこれくらいあります。
聞いたことのない現象ばかりではないでしょうか。
薄雲がかかるときは、光学現象のチャンスでもあるので、次回はしっかり調べて紹介していきますね。