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番組表
実際に使われた元号 2022年04月29日
今日は昭和の日で祝日。ゴールデンウィークの初日ですね。
また、元号が平成から令和に変わってもうすぐ3年が経ちます。
今回の天気のサカイ目では、元号に注目して見ました。
では、さっそく○×クイズです。
「日本では、『てんき』という元号が使われたことがある。○か×か。」
正解は、「○」。
「天が喜ぶ」と書いて、「天喜(てんぎ・てんき)」と読む元号が、平安時代の1053年から1058年にかけて使われていました。
元号が「天喜」となった理由も「天」が関わっているようで、何らかの天変地異があったことが改元のきっかけだったようです。
また、「天喜」以外にも、「天」が使われた元号はたくさんあります。
有名な元号としては、
「天平」 聖武天皇が奈良に大仏を建立した時代
「天正」 伊東マンショらがヨーロッパに使節派遣(天正遣欧少年使節)された時代
「天明」 浅間山の噴火によって大飢饉(天明の大飢饉)が起こった時代
などに「天」が使われていますね。
ちなみに、248個の元号のうち、「天」は27個も使われています。
天気と同様に身近な言葉・漢字として、元号にも使われてきたんですね。