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番組表
降水量のピーク 2022年06月17日
今回は、梅雨の時期の雨のピークについて調べてみました。
5月から7月にかけて、宮崎市の1日ごとの降水量をグラフに表したものを確認すると、
平年の九州南部の梅雨入り日が5月30日となっており、この辺りから急に降水量が増えて、6月20日に降水量のピークを迎えます。
その後は7月15日の平年の梅雨明け日にかけて、だんだんと降水量が少なくなっていくことが分かります。
おととしの球磨川豪雨や、去年のえびの市の大雨特別警報のときのように、梅雨の末期、7月に入ってから災害をもたらす大雨になることはよくあります。
ただ、平均すると、降水量が最も増えるのは、梅雨の中頃、ちょうど今くらいの時期となっているんです。
また、降水量のピークにやってくるのが、6月21日 の沖縄地方の梅雨明け(平年)です。
つまり、沖縄の梅雨が明けるころになると、梅雨前線が九州まで押し上げられて、雨のピークを迎える、と言えます。
来週は、沖縄の梅雨明けが目前となり、九州の梅雨も本番となりそうです。
大雨への備えを進めていきましょう。