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いろいろなにわか雨 2022年07月22日
梅雨の末期のような大雨は落ち着きましたが、夏空が戻ると夕立やにわか雨の日が多くなりますね。
なお、にわか雨には、その雨の降り方を踏まえていろいろな名前が付けられています。
例えば、「村雨」もにわか雨の意味を持っているのですが、「群れになって降る雨」に由来しています。
また、にわか雨の様子を色に例えることもあります。
「白雨(はくう・しらさめ)」という言葉もあって、雲が薄くて空が明るいのに雨が降ってくることを表現する言葉です。
どちらかというと天気雨に近い言葉でしょうか。
では、もう1つ紹介したいのがこちらの言葉です。
「○○笠雨」の「○○」には人間の体の一部が入ります。それはどこでしょうか?
正解は、「ひじ(肘)」。
急に降る雨に対して、肘を笠の代わりにしてどうにか濡れないようにしたことから、「ひじ笠雨」という表現が生まれたようなんですよ。