昨日の天気情報で、「あすも幻日のような光の現象が見られるかも」という話をしていたのですが、予想していたよりもはっきりした光の現象が見られました。

「環水平アーク」という現象で、去年の夏に１度見つけることができましたが、今日見たアークはより広い範囲に伸びていました。

現れている時間も長かったので、目にした方も多かったのではないでしょうか。

　
発生するメカニズムとしては、太陽の光が上空の氷の粒で屈折して地上に届く現象で、太陽の下方４６度くらいの位置に現れます。

薄雲がかかっているときに現れやすいので、環水平アークが現れるときは天気が崩れることが多いです。

　
今の時季は晴れと雨の天気が交代にやってくるので、「あすは天気が下り坂」という予報を聞いたときは、日中の空の様子に注目しておくと今日のような現象を見られるかもしれませんね。