８月も残すところわずかとなりました。

まだまだ暑い日が続いていますが、今年の夏の暑さを振り返っていたいと思います。

ところで、今年の夏、宮崎市で「観測史上１位」を記録した項目は、次のうちどれだと思いますか。

①３５度以上の猛暑日の日数、②最も高い最高気温、③最も高い最低気温

正解は、③最も高い最低気温（2022/8/22 28.3℃）　でした。

暑さというと、どれだけ気温が上がったのか、が注目されがちですが、

今年は夜の間の気温の高さが際立っています。

ちなみに、猛暑日は今日までで9日、最高気温は36.1度だったのに対し、

観測史上１位の猛暑日日数は27日（1998年）、最高気温は38.0度（2013年、1966年）

となっています。

これを振り返ると、昼間が極端に暑かったというより、

昼も夜も気温が高かった、というのが今年の暑さの特徴と言えそうです。

実際、昨日までの８月１か月をとおしての平均気温は29.5度。

まだ暫定ですが、観測史上２位の記録となっています。

沖縄・石垣島の平年８月の平均気温とほぼ同じ水準なので、

今月はほぼ沖縄で過ごしているような暑さだったと言えますね。

なお、厳しい暑さはようやく落ち着きを見せてきているので、季節は少しずつ秋に向かいそうです。