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秋らしい天気図 2022年10月07日
ようやく真夏日も途切れて秋らしい天気に変わってきています。
また、季節の変化は天気図にも現れてきています。
今回は、雨が降るときの天気図の様子に注目してみました。
夏の時季は、台風の影響で大雨が降ることが多いのですが、暑かった今年の9月の天気図は、夏の大雨のパターンとなっていました。
主な天気図として、9月5日、13日、18日の天気図を確認すると、
いずれも九州に台風が近づいてきていて、特に九州に上陸した台風14号は記録的な雨を降らせました。
このように、台風の北上に伴って長期間雨の降りやすい状態が続くのが、夏の大雨の特徴で、先月の雨の降り方となっていました。
今後は、雨が降るときの天気図も秋らしいものに変わってきます。
あすの予想天気図では、前線を伴う低気圧が太平洋へと離れ、日本海には高気圧が張り出しています。
さらに、その西側の大陸では、次の低気圧が控えていることが分かるでしょうか。
このように、高気圧と低気圧が順番に日本列島を通過することで、2、3日ごとに晴れと雨が繰り返す、というのが秋の天候の特徴です。
なお、来週は日本の南の海上で熱帯低気圧が発生する予想もあります。
台風シーズンが終わって、秋の気圧配置に落ち着いていくのか、毎日の天気図に注目して見てくださいね。